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2007年11月11日

奥が深い文法の話

主語の起源と存在理由。
難しいですね。もっと理解したいとおもいました。

主語は元々三段論法など伝統論理学の用語であった。三段論法では2つの前提文から結論文を正しく導くことが目的になる。ここで「文」とは「全てのバラは 赤い」のような平叙文であり、真偽の判定ができる、いわゆる命題のことである。

文は前半部分「主語」と後半部分「述語」からなるとされる。主語とはそれについて「何事か言われるもの」であり、述語とはその言う事柄のことである。そして正しい考えの道筋が、複数の文の主語・述語を比較することによって説明されるのであった。文は真偽を問うことができるが、文の主語や述語を取り出して、それだけについて真偽を判定することはできない。

この主語という言葉が伝統文法の成立時から取り入れられ、ここでは基本的に「動詞に一致する主格名詞」の意味になった。文の前半部分はそのような名詞になることが多かったからである。やがて伝統文法は同じく「偉大なる西洋の伝統」の柱である伝統論理学とともに学校で教えられることになる。

ここで2つの概念「意味の完成に必要な要素」と「動詞に一致する主格名詞」が同じ言葉「主語」を橋渡しになかば同一視された。また文法とは「文章作法」であったから、定着した理解は『作文において、あらゆる文には主語と述語がなければならない』というものであった。「主語+述語」のパターンの有無が、まともで「論理的な」文章の基準となったわけである。


主語の定義
西洋の言語学界では1850年から1930年にかけて、「主語」の意味をめぐって論争が繰り広げられた[1]。過去に用いられた「主語」という用語を分析すると、以下の3つの概念が立ち現れてきた。すなわち、心理的主語(psychological subject)、文法的主語(grammatical subject)、論理的主語(logical subject)である。

心理的主語(主題)
話し手と聞き手がともに認識している事柄、文の残りの部分への「出発点」となる事柄を表す部分が心理的主語である。現在は主題などと呼ばれる。
何が主語かは文脈に依存し、同一の文でも主語・述語が異なって分析されることがある。たとえば、Taro is running. (太郎は走っている)という文が「太郎は何をしているのか」という質問に対して発話されるとする。この場合、Taro (太郎)は双方が認識している事柄であるから主語であり、is running (走っている)は質問者が知らなかった情報を述べているので述語である。
一方、「走っているのは誰か」の答えとして Taro is running. (太郎が走っている)と言われた場合は、 Taro (太郎)は「質問の答え」だから述語であり、「誰かが走っていること」は双方が認識していたので、is running (走っている)は主語である。
日本語では、助詞「は」で主題が表されることが多い。

引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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